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H22/10/25
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code 5230 ~ 523F |
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読み:
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カン/すすめる
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解説:
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「勧」の旧字。「勧」は「勸」の略字。 |
用例:
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読み:
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ホウ/つつみがまえ
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解説:
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部首名。人が身をかがめて物を包み込んでいる様子を表している。字意はそのもの、「つつむ」の意。 |
用例:
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読み:
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ソウ/いそがしい
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解説:
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【怱[5764]】と同義の字である。「忽」の略字であるという説もある。元々は「空気の突き抜ける窓」を表す字で、引いて心が先走りする様子を表す。【匆々(ソウソウ)】はそわそわして落ちつかないこと。手紙の最後に書くこともできる。つまり「草々」と同じである。【匆卒(ソウソツ)】はそわそわする様子。 |
用例:
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「職務質問を受けている間、彼女は終始匆々としていた。」 |
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読み:
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キョウ/むね
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解説:
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どきどきわくわくする様子を表す字である。【匈匈(キョウキョウ)】はやかましく議論し合う様子。また、中国史に必ず出てくるやんちゃな西北の騎馬遊牧民【匈奴(キョウド)】は憶えておこう。【匈牙利(ハンガリー)】は国名。「洪牙利」と書くこともある。 |
用例:
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「万里の長城は匈奴の侵入を防ぐために造られた。」 |
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読み:
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デン
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解説:
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天子直轄の土地を指す字。古代中国史をやっている人には嬉しい字かもしれない。【甸服(デンプク)】は王城の周囲千里四方の領地のこと(周以前)。【甸地(デンチ)】は郊外のこと。また【甸甸(デンデン)】は太鼓や車の鳴り響く音。「でんでん太鼓」というとピンとくるかな? |
用例:
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「その狂言師は甸甸と鳴り響く太鼓の音に合わせて舞った。」 |
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読み:
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ホ/はらばう
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解説:
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腹をぴったりと地面につける様子を表す字である。この字は次の【匐[5236]】と合わせて【匍匐(ホフク)】として使用する。軍隊の訓練でよくある腹這いになって肘で前に進む【匍匐前進】は誰でも知っているだろう。これとは別に、「一所懸命力を尽くす」という意味もある。【匍伏(ホフク)】も腹這いのこと。 |
用例:
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「陸上自衛隊に入ろうと思ったら匍匐前進ができることは必須条件だろ!」 |
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読み:
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フク/はらばう
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解説:
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地面に身体をくっつける意。【匍[5235]】とほぼ同じ意味であるが、字意的には「伏」に近い。日本語の熟語としては【匍匐(ホフク)】以外には見あたらない。 |
用例:
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「匍匐して敵の様子を窺う。」 |
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読み:
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ホウ/ひさご,ふくべ
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解説:
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瓢箪(ひょうたん)のことである。【匏瓜(ホウカ)】と書くと瓜の一種であることが明白になる。これは星の名前にもなっているが、どの星のことなのか詳細は不明。【匏繋(ホウケイ)】は「ぶら下がっている瓢箪」のことで、引いて居ても役に立たない人のこと(食べられもしなければ容器になるわけでもない)。【匏樽(ホウソン)】は大きな瓢箪で作った酒樽。 |
用例:
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「あんな大きな匏で造った水筒は実用にはならないだろ。」 |
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読み:
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ヒ/さじ
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解説:
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しゃもじや匙を形取った象形文字。部首名でもある。「並ぶ」とか「親しむ」の意もある。【匕首(ヒシュ)】は匙の形に似た短剣の一種。【匕著(ヒチョ)】は匙と箸で食事の道具のこと。「失二匕著一」と書いて(返り点は不要)「ひちょをうしなう」と読む。これは「非常に驚くこと」。【匕俎[5059](ヒソ)】もその名の通り、匙とまな板のこと。 |
用例:
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「武器アイテムとして匕首を採用しているRPGは見たことがない。」 |
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読み:
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ホウ/はこがまえ
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解説:
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部首名。物を入れておく四角い箱を表している。 |
用例:
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読み:
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コウ/はこ
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解説:
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蓋のぴったり閉まるはこ。関取の付き人がよく担いでいるしこ名入りの道具箱(こおり)を想像してもらうとよいだろう。【妝[5523]匣(ソウコウ/ショウコウ)】は化粧箱のこと。【匣裏(コウリ)】【匣中(コウチュウ)】は箱の中、【匣底(コウテイ)】は箱の底。【鏡匣(キョウコウ)】は鏡を入れる箱、【剣匣(ケンコウ)】は剣を入れる箱のこと。 |
用例:
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「彼から贈られた妝匣には美しい象嵌が施されていた。」 |
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読み:
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カイ/めぐる,あつまる
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解説:
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入り江の中の水流がぐるぐる回ることを表している字。匚(はこがまえ)でありながら入り江を表しているところなどはスケールの大きな大陸人らしい発想である。また、「為替」を意味する字でもある。【匯集(カイシュウ)】は水が低い所に集まるように輪をなして集まること。【匯参(カイサン)】は多くの説を集めて交えること。【匯流(カイリュウ)】は集まり流れる、すなわち合流すること。【匯兌[513C]カイダ】は「為替」のこと。為替を現金に換金するという意もある。 |
用例:
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「全国から武闘大会に匯集した屈強な男たち。」 |
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読み:
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キ/ひつ,とぼしい
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解説:
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中空の大きな箱のことで、引いて中が空っぽで乏しいとか空しいという意。【匱窮(キキュウ)】【匱困(キコン)】は物が乏しくて生活が苦しいこと。【匱涸(キコ)】【匱竭[6371](キケツ)】は乏しくなって尽きること。【匱乏(キボウ)】は衣食が不足すること。【匱盟(キメイ)】は内容が充実していない頼りない同盟のこと。 |
用例:
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「私が育った家はいつも匱窮していて食べることにも事欠いた。」 |
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読み:
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レン/くしげ
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解説:
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主に化粧箱のこと。物を集めてしまい込むための箱全般を指す。【鏡匳(キョウレン)】は鏡や化粧品を入れる小箱。【香匳(コウレン)】は香を入れる箱。 |
用例:
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「江戸一番と謳われた花魁の鏡匳がオークションにでた。」 |
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読み:
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ケイ/かくしがまえ
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解説:
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部首名。物を隅っこに入れて隠すことを表している。 |
用例:
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読み:
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ク
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解説:
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「区」の旧字。教育漢字の「区」は「區」の略字にあたる。 |
用例:
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