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SKETCHBOOK
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いつもの道を
いつもと同じ
時間に走る
ことだけが
自分にできる
ことだと思い
疑問を持たず
走るだけ
たとえ街が消えて
しまっても
変わることは
ないと思い
信じてた
わき目も振らずに
走ること
いつかは留まる
時はくる
アナログ盤に
刻んだ溝を
なぞって走る
ことだけが
自分に似てる
気がしてきても
迷いを捨てて
走るだけ
たとえ溝が消えて
しまっても
変わることは
ないと思い
信じてた
わき目も振らずに
走るけど
いつかは終わりの
時がくる
回る回る回る
レコードは
終わることは
ないと思い
信じてた
わき目も振らずに
走ること
いつかは留まる
時はくる
わき目も振らずに
走るけど
いつかは終わりの
時がくる
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